ニンテンドースイッチの2人1組で遊ぶ爆弾解除ゲーがめちゃくちゃおもろい!

つぎのようなコピーが踊っているゲームがあったら、あなたはどうしますか?

・2人1組で時限爆弾の解除に挑む!
・ひとりはマニュアル解析、ひとりはゲーム画面で爆弾解除に!
・解析班はゲーム画面を見てはいけない!
・爆弾解除人はマニュアルを見てはいけない!
・使うツールは“参加者のトーク”!
・解析班のヒントをもとに、爆弾を解除できるのか!?

俺は即座に、Nintendo Switchを起動してつぶやいた。

 「おばちゃん、このゲームちょうだい」

ニンテンドースイッチで発売された爆弾解除ゲーム、『Keep Talking and Nobody Explodes』は、そのコピーだけで人を動かす力を持っていた異色作でありました。

そして実際、ダウンロードして遊んでみたところ……!

「これを“新機軸”と言わずして、何が新機軸なものか! めちゃくちゃ楽しい!!! こいつを紹介しないのは、罪である!!!」

というわけで昨日買ったばかりのこのゲーム、『Keep Talking and Nobody Explodes』をざっくり紹介します!!

2人1組で生まれる“齟齬”が楽しい!?

『Keep Talking and Nobody Explodes』は、“ゲームを遊ぶためのセット”からして異色である。このゲームを楽しむには、↓このようなものが必要だ。

ゲームそのものがダウンロードされたニンテンドースイッチは当然として、見慣れないのが隣の書類(?)。

“爆弾解除マニュアル”

と書かれているが、こりゃなんだ??

じつはこれ、読んで字のごとく“爆弾解除マニュアル”です。全23ページで構成されているんだけど、ゲームを購入したら専用のホームページに行って、このマニュアルのPDFファイル(!)をダウンロード。それを印刷することで、どこか物々しく、そしてなんだかリアルなマニュアルができるのだ(印刷せずとも、PDFの画面を見ても遊べる)。これで、準備完了である。

さて、上で“2人1組で遊ぶ”と書いたが、ここで配役を決めねばならない。それは、

・マニュアルを見て爆弾解除の方法を処理担当に伝える“分析担当者”
・分析担当者のヒントをもとに爆弾の処理を行う“処理担当者”

このふたつだ。

まあ、言葉で書いてもわからないと思うので、ちょっとだけゲーム画面で解説しよう。

互いの画面、資料を見てはいけないんです!

ゲームが始まると、処理担当者が見るニンテンドースイッチの画面にはつぎのような時限爆弾が現れる。

小さな正方形で区切られているのがわかると思うが、この正方形のことを“モジュール”という。モジュールそれぞれに“解除方法”があるのだが、解除するための法則を知っている(……知っているわけでもないんだけど)のは、画面を見られない分析担当者だけ処理担当者はモジュールを見られるけどマニュアルは見られず、分析担当者はマニュアルを見られるけど画面は見ちゃダメという、歯がゆい状況にあるわけだ。

でも、コレがいい。このイライラする状況にこそ、『Keep Talking and Nobody Explodes』の“ミソ”があるのだ。

モジュールをひとつ例にとって解説しよう。

たとえば、↓こんなモジュールがあったとしたら。

刑事ドラマなんかでよくある、「青い線を切ればいいのか!? それとも赤か!!? 失敗したら爆発するぞ!!!」というアレですなw このモジュールを前に、分析担当と処理担当のあいだでは以下のようなやり取りが行われる。(※会話中の法則はテキトーに書いているので、マニュアルとは違いますよ!)

処理担当:あ! なんか、線が張られてるモジュール!
分析担当:ちょとマテよ……ああ、“ワイヤ”や! ワイヤの数、何本!?
処理担当:いちにぃ……5本! 5本ある!!
分析担当:ご、5本の場合は……あ! 赤のワイヤある!? あったとしたら、何本や!?
処理担当:赤!!? 赤なんかないよ!!
分析担当:赤がない!!? ……あ!! じゃあ、白は!? 白があったら……いちばん下のワイヤ切っていいよ!!
処理担当!!? 白あるから……切ります!! いちばん下!!
分析担当:……あ!! ちょ、ま!! 別の条件が……!
処理担当:ブチッ(ワイヤ切った)

ボカーーーーーーーーーーン!!!

こんな感じw 処理担当がモジュールの状態を具体的に分析担当に伝え、分析担当はそれをもとにマニュアルと首っ引きになって“解除するための法則”を突き止めるというわけだ。

ちなみに、分析担当が見ているマニュアルには、キッパリとした答えが書かれているわけではないよ。このワイヤの例だと、

“ワイヤの数が4本で、白が1本以上ある場合、上から●番目のワイヤを切る”

こんな感じで書かれている(これは例ね。この文言がそのまま載ってるわけじゃないよ)。なのですぐに答えまでたどり着くことができず、ついついワチャワチャとした大騒ぎになってしまうってわけ。

しかも、ワチャワチャに拍車を掛けるのが、この爆弾が“時限爆弾”であること。既定の時間を過ぎてしまうと爆発してしまうので、どうしても焦ってしまうんだよね。あと、失敗は2回まで許されているんだけど、3回目でボカンとなる。2回ミスって後がなく、しかも時間も1分切ってしまっている……なんて状況のときが、もっとも楽しい瞬間かもしれないw

もうひとつ、この爆弾って表面のモジュールだけを見ていればいいわけじゃなく、側面や背面にもヒントらしきものが書かれているから恐ろしい。

このシリアルナンバーも解除に紐づいていることがあり、たとえば、

“シリアルナンバーの最後の数字が奇数の場合、××をする”

なんて使い方をされる。表面のモジュールだけにとらわれていると、解除できない爆弾も出てくるというわけだ。

このように、いっしょに遊ぶ人との信頼関係とかコミュニケーションのあり方によって、爆弾解除の難度が上下する……って事実が、ことのほか楽しくてアツい

昨日からウチの事務所でも爆弾解除が大ブームになっているんだけど、さっそく友情が決裂しそうな場面があったので、ひとつだけ紹介しよう。

処理担当(俺ね)の目の前には、↓このようなモジュールがあった。

さっそく、分析担当に伝える。

(・ω´・#)おい!! なんか、水道メーター出てきたで!!

(#`・д・)す、水道メーター!? ……あ、“記憶”ってやつかな。上の画面の数字は!?

(・ω´・#)“4”や!!

(#`・д・)……4番目のボタン押せ!!

(・ω´・#)(4番目って……右からかな)おう! ポチっとな!!

ブブーーーー!!!

(・ω´・#)!? 違うじゃねーか!! 4番目って、右からだろ??

(#`・д・)ちゃう!! 左からや! こういうのって、左から数えるやろ!! もういいわ! つぎ、数字はなんや!?

(・ω´・#)“1”です!!!

(#`・д・)よし!! 4や!!

(・ω´・#)(えーっと、左から4番目)おう!! ポチっとな!!

ブブーーーー!!!

(・ω´・#)!? 違うじゃねーか!! 4番目を押したぞ!!!

(#`・д・)ちゃうわ!! “4”って言ったろ!!

(・ω´・#)4番目押したよ!!

(#`・д・)は!?

(・ω´・#)は!!?

(#`・д・)4番目じゃなくて、“数字の4”を押すんだよ!!!

(・ω´・#)だったらそう言えやあああ!!!

こんなアホらしいやり取りばかりが展開されて、楽しいったらないですよw

『Keep Talking and Nobody Explodes』はダウンロード専用タイトルで、1580円(税込)。目の前に分析担当がいなくても、電話とかSkypeとかを使っても遊べるんじゃないかなーと。

この独特なおもしろさ、クセになること請け合いなので、興味があったらやってみてくださいな!